介護×テクノロジー 介護を変える 働き方を変える

VISION介護施設にテクノロジーの
活用を広げるために。

AI、ロボット、センサー…
介護の課題解決に向け、新しいテクノロジーの活用が不可欠だと考えている方は多いと思います。
我々キーリンクスもそう考えています。

しかし…介護の現場では
「ITを使える職員が少ない」「導入効果を想像できない」「予算が限られている…」等
様々な理由で、テクノロジーの活用が大幅に遅れています。

テクノロジーの導入には費用がかかり、活用できるよう職員の育成も必要です。
だからこそ私たちは

"介護職員の方にテクノロジー活用の効果を実感してもらうこと"
" 職員の方自ら活用を広げていけるようサポートすること"

が重要だと考えています。

介護施設のテクノロジー活用に
取り組む3つのステップ

  • STEP1
    低価格で効果が高い
    テクノロジーの導入
  • STEP2
    活用が広がる工夫
    サポートを実施
  • STEP3
    テクノロジーの導入を
    さらに広げる

OUR EFFORTSキーリンクスの取り組み

0101コミュニケーションツールの活用

ビジネスチャットツールの活用を推進し、現在「Slack」の導入サポートに
取り組んでいます。
情報共有が効率的になり、スマホ操作が苦手な職員はメッセージを見ることから
スタートできるため、特に施設長やリーダーに導入効果を実感して頂けています。

0202ITツールの利用を活性化
するためのサポート

介護施設でIT導入効果を高めるためには、職員が自ら使い方を考え、活用していけるようサポートすることが重要です。
施設のリーダーにツールのトレーニングをしっかり行い、操作方法やトラブル対応などを気軽に相談できる環境づくりに取り組んでいます。

0303ケアレポの開発

介護記録のIT化が進めば、利用者様のケア状況が職員同士で共有しやすくなり、
記録の振り返りもしやすくなります。
私たちは記録をメニュー化することで、誰でもすぐに使える記録ツール
「ケアレポ」を開発し、ITの活用がさらに広がるよう取り組んでいます。

CASE取り組み事例

千葉県介護老人保健施設 
八千代ケアセンター様

STEP1ITを活用していない介護施設で
Slackの活用を広げる

取組内容
リーダーとイベント担当者20名から利用開始を提案
まず施設のリーダーが「使いたい」と思って頂けるよう取り組むこと、コミュニケーションが発生しやすいグループから始めることが重要と考え導入を進めました。イベントの準備はコミュニケーションが多いので、最初に始めるのに最適でした。
操作方法をレクチャーし、分からないことを気軽に相談できるようにサポートしました。
導入効果の見える化により、利用者を拡大
リーダーとイベント担当者にアンケートを実施。職員の意見を可視化したことで、導入効果をより実感して頂けました。高評価だったため、導入3ヶ月後に施設全体に利用を拡大。スマホを初めて使う方もいらっしゃいましたが、徐々に操作に慣れて頂けるようメッセージを見ることから始めていきました。
結果

アンケートではリーダー全員が「Slackを利用して良かった」と回答。施設長の篠塚様は「スマホ操作が苦手な職員は、メッセージを見るだけでも十分情報共有の効果がある」「スタッフに通知する文章作成などの手間が大幅に減りました。スタッフとの連絡もスピーディーになり仕事が早く進みます。便利さを実感したら、もう以前には戻れません」とコメントされていました。

POINT
  • 施設長やリーダーをはじめ、介護職員が導入効果を実感
  • Slackを業務に取り入れることで、ツール活用の経験値が上がった

STEP2ITの進化と環境整備

取組内容
Slackのチャンネル追加を提案。利用がさらに活性化
全職員への導入後、フロアごとの「申し送りノート」チャンネルの作成を提案。ノートからSlack中心の伝達に移行していきました。情報共有がSlackベースになったことで、職員自ら活用方法を検討。チャンネルを徐々に追加作成したり、絵文字を積極的に使用する等、施設全体で活用が広がっていきました。
よりITを使いやすく。環境整備に取り組む
施設全体でツールの活用が進んだことから、ネットワーク環境の見直しがされました。また派遣の方もSlackが使えるように共有タブレットを配備。PCの見直しやMicrosoft365の導入も実施し、ITを快適に使うための環境づくりに取り組みました。
結果

メッセージのやり取りが年間で2万件を超えました。活用が広がったことでスマホ操作が苦手な方も自らメッセージを発信するようになり、施設全体でIT活用の経験値が上がっています。また施設全体でIT活用の効果を実感したことで、環境整備も前向きに取り組まれていました。

POINT
  • 施設全体でIT利用の価値観が変わり、活用方法を職員自ら考え進化させた
  • ITに予算を使うことに前向きになった

STEP3記録の電子化への取り組み

取組内容
介護記録は膨大で一度に電子化を進めるのが難しい。まずは「事故報告書」の電子化を提案
メニュー選択で事故報告書を簡単に作成できる「ケアレポ報告書」を提案。Slack活用の経験値が積み重なっていたこと、ケアレポのシンプルなUIにより、スマホ操作が苦手な方もすぐに覚えて頂くことができ、スムーズに導入が進みました。
結果

介護士の方にアンケートを実施したところ6~7割以上が「使いやすい」「今後も使いたい」と回答。集計に膨大な時間を費やされていましたが、記録がデータ化されたことで事故数が増えているフロアや利用者様など状況把握が効率化されました。

POINT
  • 全てを一度には難しい。一部分の導入から徐々に経験値を高める
  • 業務効率化によりツールの導入効果をさらに実感